Bybit(バイビット)へはどうやって入金する?手順から注意点まで解説!

Bybit(バイビット)はシンガポールにある世界大手の海外仮想通貨取引所です。

国内取引所を使って仮想通貨取引をやったことはあっても、銘柄数が少なく取引したい仮想通貨がない。

GameFi(ゲームファイ)や、Move to Earn(ムーブトゥーアーン)、Play to Earn(プレイトゥーアーン)などのゲームで稼いだ独自のトークンを法定通貨に変えてみたい。このような経験をされたことはありませんか。

Bybitはおよそ150種類ほどの仮想通貨を取り扱っているので種類が豊富にあり、ゲームなどで稼いだトークンを法定通貨に変えられるでしょう。

この記事を読めば、Bybitの入金方法やトラブル対応、安く入金できる方法がわかるようになります。

すぐにでもBybitを始めてみたい方や、手数料を安くしていきたいと考えている方は、ぜひ読み進めてみてください。

Bybitに入金する方法

Bybitは海外の取引所のため、直接日本円で入金できません。

ここでは、Bybitに入金する方法を2つ詳しく解説していきます。

  1. 国内取引所から仮想通貨を送金して入金する。
  2. クレジットカードを使って入金する。

1つずつ見ていきましょう。

1.国内取引所から仮想通貨を送金して入金する

まずBybitに入金するためには、国内の仮想通貨取引所を開設する必要があります。

一般的なのは国内取引所を開設したあとに、海外の取引所であるBybitに入金する方法です。

国内取引所は10ヶ所以上ありますが、おすすめは「DMM Bitcoin」と「GMOコイン」の2つの取引所です。

Bybitは海外の取引所であるため、仮想通貨を入金するには国内取引所を経由するため、送金手数料が発生します。

もし何度も送金すると、手数料だけで大きな負担となってしまうでしょう。

そこで「DMM Bitcoin」と「GMOコイン」のどちらかの口座を開設しておけば、送金手数料が無料になります。

金銭面での負担が減り、仮想通貨を始めるハードルを下げられるのでおすすめといえます。

では次に、国内取引所である「DMM Bitcoin」と「GMOコイン」の開設方法を簡単に説明していきます。

DMM Bitcoin

手順1.まずDMM Bitcoinの公式サイトへアクセスし「口座開設」を選択します。

手順2.次にメールアドレスを登録していきます。

手順3.メールアドレスを登録したら、確認メールが届きますので、記載されているリンクをクリックしましょう。

手順4.リンクをクリックすると、アカウント作成に必要な名前や住所などの基本情報を入力します。

手順5.基本情報の入力が済んだら、最後に本人確認をします。

本人確認はマイナンバー確認書類の提出とSMS認証を行います。

さらに「スマホでスピード本人確認」か「本人確認書類アップロード」のどちらかを選択します。

以上が、DMM Bitcoinの登録方法です。

次にGMOコインの登録方法を説明していきます。

GMOコイン

手順1.まずGMOの公式サイトへアクセスし、アカウントを登録しましょう。

手順2.次にメールアドレスを登録し、パスワードを設定します。

手順3.名前や住所などの基本情報を登録していきます。

手順4.登録したメールアドレスに口座開設コードが届きます。

手順5.口座開設コードを入力すれば完了です。

以上がGMOコインの開設方法です。

口座開設が完了したら、仮想通貨をBybitに入金する準備は整いました。

なおBybitに入金できる仮想通貨は次のような銘柄です。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • リップル(XRP)
  • ステラルーメン(XLM)
  • イオス(EOS)
  • デザー(USDT)

以上が国内取引所から仮想通貨を送金して入金する方法です。

次にクレジットカードを使った入金方法を解説していきます。

2.クレジットカードを使って入金する

Bybitへはクレジットカードからも入金できます。

Bybitへの入金のやり方についてですが、Bybitの公式サイトへアクセスし、「暗号資産を購入」→「ワンクリック購入」を選択し、「クレジットカード」を選んでいけば購入できます。

また、Bybitにクレジットカードを使って入金するときは、3Dセキュアに対応していなければなりません。

3Dセキュアとは、クレジットカード決済を安全に行うために、パスワードなどを設定してセキュリティを強化する本人認証サービスです。

3Dセキュアは「なりすまし」を防止できますので、必ず設定しておくようにしましょう。

クレジットカードで購入できる仮想通貨

Bybitでクレジットカード購入できる仮想通貨は次の20種類です。(2022年10月現在)

  • USDT
  • BTC(ビットコイン)
  • ETH(イーサリアム)
  • USDC(テザー)
  • XRP(リップル)
  • EOS(イオス)
  • ADA(カルダノ)
  • SOL(ソラナ)
  • DOGE(ドージ)
  • DOT(ポルカドット)
  • DAI(ダイ)
  • TRX(トロン)
  • AVAX(アバランチ)
  • MATIC(ポリゴン)
  • LINK(チェーンリンク)
  • ATOM(コスモス)
  • ETC(イーサリアムクラシック)
  • BIT(ビットダオ)
  • LUNA(テラ)
  • USTC(テラクラシック)

上場を目指してプロジェクトに取り組んでいる企業が多いので、今後ますます増えていくでしょう。

Bybitのおすすめ入金方法

Bybitに入金する方法は、2022年10月現在クレジットカードか仮想通貨の2つしか利用できません。

銀行振込やコンビニ入金も、あいにく対応していませんので注意しましょう。

クレジットカードか仮想通貨どちらで入金しようか迷ったら、これから解説する内容を参考にしてみてください。

クレジットカード入金はBybitをすぐ始めたい人におすすめ

クレジットカードで入金をおすすめする人は、とにかくBybitをすぐにでも始めたいと考えている人です

理由としてBybitでは本人確認(KYC)をしなくても、クレジットカードでの入金が可能になっているからです。
書類提出や顔認証をする手間がありませんので、いつでも始められます。

Bybitで入金するには、公式サイトでクレジットカード情報を入力すれば、3分ほどで仮想通貨を購入できます。

仮想通貨入金は手数料を安くしたい人におすすめ

Bybitに入金するもう1つの方法としては、仮想通貨で入金する方法です。

仮想通貨入金は、とにかく送金手数料を安くしていきたいと考えている人におすすめの入金方法です。

先ほど紹介した国内取引所の「DMM Bitcoin」や「GMOコイン」を利用したり、手数料の安くなる仮想通貨を使ったりすれば負担は少なくなります。

特に手数料を安くできる仮想通貨は次の2つです。

  • リップル(XRP)
  • ステラルーメン(XLM)

どちらの仮想通貨もBybitへの送金手数料を安くできるので、ぜひ利用してみましょう。

Bybitをパソコンで入金する手順

国内取引所を開設できたらBybitに入金していきましょう。

ここではBybitに入金する手順をパソコンと、スマホアプリに分けて解説していきます。

手順1.まずBybitにログインし、画面右側の「資産」を選択しましょう。

手順2.次に「現物」を選択します。

手順3.「現物」を選択するとBybitで取引できる仮想通貨が出てきますので、希望の銘柄を選び「入金」を選択します。

手順4.入金したい仮想通貨を選びます。(今回はイーサリアム(ETH)を例に進めていきます。)

手順5.入金したい仮想通貨を選ぶと、QRコードやウォレットアドレスが出てきます。
(「イーサリアム(ETH)はチェーンタイプも出てきます)

手順6.入金アカウントは「現物」もしくは「デリバティブ」のどちらかを選びますが、今回は入金確認しやすいように「現物」を選びましょう。

手順7.次に開設した国内取引所の「送金画面」からBybitの入金用アドレスをコピペします。
または、表示されるQRコードを取引所のアプリで読み込みます。

手順8.国内取引所からバイビットへ送金します。注意点としてリップル(XRP)などはタグ(UID)の入力が必要です。(後述します)

手順9.Bybitのマイページより着金を確認します。

無事に着金できていたら完了です。

Bybitをスマホアプリで入金する手順

Bybitはスマホアプリでも入金が可能です。

ここではスマホアプリで入金する手順を画像付きで解説していきます。

 

手順1.まずBybitにログインし、「入金」を選びます。

 

 

手順2.次に購入したい仮想通貨を選んでいきます。

手順3.購入したい仮想通貨を選ぶと、ウォレットのアドレスとQRコードが出てきます。
ウォレットアドレスはコピーしましょう。

手順4.資金の送金先は、「現物アカウント」もしくは「デリバティブアカウント」のどちらかを選択します。(入金確認のために現物アカウントを選択しましょう。

手順5.国内の取引所で、先ほどコピーしたBybitのウォレットアドレスを入力します。

手順6.Bybitで「資産」を選び、合計資産に送金した金額が反映されていれば完了です。

Bybitに入金するときの注意点

Bybitの入金はクレジットカードと仮想通貨が利用できますが、それぞれ注意点があります。

ここでは入金時の注意点をクレジットカードと、仮想通貨に分けて詳しく解説していきます。

クレジットカードの入金の注意点

まずクレジットカードでBybitに入金するときに気をつけたいのが、利用できるカードブランドは2種類しかないことです。

  • Visa
  • Mastercard

楽天カードやアメックス、JCBカードは利用できません。

他にもBybitはクレジットカードで仮想通貨を購入する場合、サービスプロバイダーを使う必要があります。

理由として、Bybitの仮想通貨はBybitから直接購入するのではく、サービスプロバイダーより購入するからです。

なので、もしもトラブルなどが発生した場合はBybitではなく、購入した仮想通貨のサービスプロバイダーに問い合わせましょう。

▼仮想通貨と連絡先のサービスプロバイダー

仮想通貨 サービスプロバイダー
ビットコイン(BTC) ・Mercuryo
・MoonPay
・Banxa
・Paxful
イーサリアム(ETH) ・Mercuryo
・MoonPay
・Banxa
テザー(USDT) ※2022年9月1日〜11月11日まで手数料無料

テザー(USDT)は2022年9月1日〜11月11日まで手数料無料のキャンペーンを実施しております。

クレジットカードの入金には限度額がある

また、クレジットカード入金には限度額があり最低2500円〜最高で120万円ほどと決まっております。
そのため、入金額に満たなかったり、超えたりした場合は入金できないので注意しましょう。

本人確認が必要になる場合もある

他にも複数回(2回目以降)入金する場合は、本人確認(KYC)の登録ができていないと入金できません。2回以上入金する予定がある人は、必ず本人確認を済ませましょう。

仮想通貨入金の注意点

仮想通貨で入金する際の注意点は次の2つです。

  • イーサリアム(ETH)で入金する場合
  • イオス(EOS)やリップル(XRP)で入金する場合

イーサリアムはウォレットへの直接送金のみに対応しており、スマートコントラクトのアドレスに送金できません

もしも誤って送金してしまった場合は、資産を失ってしまいますので注意しましょう。

※スマートコントラクトアドレスとは、トークンの情報が書かれたアドレスでトークン固有のアドレスのことです。基本的に送金はできません。スマートコントラクトアドレスは下の画像のようなアドレスです。

またBybitでイーサリアム(ETH)を入金するときは、5つのチェーンタイプを選ぶようになっています。

  • Arbitrum One
  • BSC(BEP20)
  • ERC20
  • Optimism
  • zkSync

基本的には「ERC20」を選んでおけば問題ありませんが、送金元のチェーンタイプに合わせていきましょう。

指定されたチェーンタイプがあれば、そちらと同じものを選択します。

次に、イオス(EOS)やリップル(XRP)で入金する場合ですが、必ずタグ(UID)の入力が必要です。

タグとは、自分の資産であることを証明する数字のことです。

タグ(UID)が確認できる場所は、マイページの中にメールアドレスがあるのですが、そのすぐ下に表示されています。

もしもタグ(UID)が空欄の状態で入金確定してしまうと、反映する日数は3日ほどと長くなってしまいます。

必ず確定前に確認しておけば取引したい日にできます。

Bybitで入金が反映されないときの原因と対処方法

ここではBybitで入金が反映されないときの原因や、対処方法について5つ解説していきます。

  1. デリバティブアカウントへの自動振り込みが有効になっている。
  2. ブロックチェーンが混雑している。
  3. タグの入力がされていない。
  4. ウォレットアドレスが間違っている。
  5. サポートされていないコインを送金している。

1つずつ順番に見ていきましょう。

1.デリバティブアカウントへの自動振り込みが有効になっている

Bybitに入金したのに反映されていない原因の1つ目は、「デリバティブアカウントへの自動振り込み」が有効になっていることです。

デリバティブではなく現物取引アカウントに自動振り込みすれば入金が反映されるので、やり方を画像付きで解説していきます。

手順1.Bybitにログインしたら、人型のアイコンを選択します。

手順2.次に「設定」をクリックします。

手順3.設定からカーソルを一番下まで持っていきます。「お客様の資産は現物アカウントに入金されます」の方にチェックを入れましょう。

完了したらデリバティブアカウントに入金されることはありませんので、入金が反映されます。

2.ブロックチェーンが混雑している

ブロックチェーンが混雑している状態というのは、仮想通貨の承認作業を行なっている状態です。

仮想通貨で入金した場合に反映される時間は、ビットコイン(BTC)は10分ほど、リップル(XRP)やイーサリアム(ETH)であれば数分程度と速くなっています。

しかしブロックチェーンが混雑している場合は、1時間ほどかかる場合もあります。

もしも目安時間を超えても着金を確認できない場合は、サポートセンター(support-jp@bybit.com)へ問い合わせてみましょう。

3.タグ(UID)の入力がされていない

先述したように、仮想通貨のイオス(EOS)やリップル(XRP)で入金する場合はタグ(UID)の入力が必要になります。

Bybitに入金できない多くの原因の1つとして、タグ(UID)の入力間違いや、空白のままで送信したことが原因で、着金できないことがほとんどです。

ダグ(UID)が必要な仮想通貨で入金する場合は、コピペしたり手書きでメモしたりして間違うないようにしていきましょう。

4.ウォレットアドレスが間違っている

Bybitで入金の確認が取れないときは、送金時に入力したアドレスが間違っている可能性があります。

当然のことながら、入金の際に間違ったアドレスに送金してしまった場合も入金が反映されません。

対処方法としては、送金時に入力したアドレスに間違いがないか確認していくことです。

送金アドレスはBybitにログイン後、「資産」→「現物アカウント」→「入金する」より確認が取れます。

もし、間違いが確認できたらすぐにサポートセンターに(support-jp@bybit.com)問い合わせてみましょう。

もしくはライブチャットで問い合わせると日本語でも対応できますし、すぐに連絡が取れるので安心できます。

5.サポートされていないコインを入金している

Bybitでは基本的に一部の座おいた仮想通貨は、トラブルなどが発生した場合に備えてサポート体制を整えています。

しかし全ての仮想通貨に対してサポートしているわけではなく、もしサポートしていない仮想通貨を入金した場合は「資産回収手続き」をして、回収を試みましょう。

100%回収できる保証はないことと、回収手数料も発生しますので、詳しくはBybitの「サポートされていない預金を回復する方法」を確認してみてください。

Bybitの入金についてよくある質問

 

仮想通貨の購入限度額を上げるにはどうしたら良いですか?

本人確認(KYC)をしていくことにより、利用限度額を上げることができます。
なお、本人確認をするときに必要なものは、運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどが必要になります。さらに顔認証も実施する必要があります。

Bybitを利用するために、本人確認は必ずやらなければなりませんか?

Bybitは本人確認なしでも利用できますが、法定通貨での出金ができないなど利用範囲が限られます。
入金できるビットコイン(BTC)が2BTCまでだったり、ステーキングができなかったりします。

クレジットカードの入金に手数料はかかりますか?

はい、かかります。VISAは3.05%、Mastercardは2.7%の手数料が発生します。手数料に関しては今後変更される可能性もあるのでご注意ください。なおクレジットカードは仮想通貨を購入する場合のみ利用可能で、入出金に利用することはできません。

Bybitへの入金はどれぐらいの時間で反映されますか?

速くて10分ほど、遅くとも1時間ほどで入金が反映されます。入金スピードはブロックチェーンの混雑状況によって左右されます。もし1時間以上経過しても反映されない場合はサポートセンターに問い合わせてみましょう。

Bybitに仮想通貨を入金して、保管することは安全ですか?

はい、安全です。Bybitは入金された資産をHDコールドウォレットを使用して、安全に保管したり管理したりしています。個人アカウントの出金リクエストについては、厳格な出金確認作業が行われます。

Bybitに入金するのに年齢制限はありますか?

Bybitは年齢制限がありませんので、誰でも登録できます。

サービスプロバイダーの料金は発生するのでしょうか?

発生します。Moonpayは手数料4.5%、mercuryoは3.95%が必要になります。

Bybitの入金方法と手順のまとめ

今回はBybitへの入金について解説しました。
ここでこの記事のまとめです。

  • Bybitに入金する手順は、まず国内取引所を開設する。
  • Bybitに入金する方法は、仮想通貨とクレジットカードの2つの方法がある。
  • クレジットカードで入金するときは、VISAかMastercardのみ利用できる。
  • クレジットカード入金は手数料が最大で3.05%と高め。
  • クレジットカードで購入した場合のサポート先は「サービスプロバイダー」である。
  • Bybitは本人確認しなくても利用できる範囲が広く使いやすい。
  • 仮想通貨イーサリアムでBybitに入金するときは、スマートコントラクトで送金できない
  • Bybitはパソコン、スマホアプリ両方で入金できる。

以上が今回紹介した内容です。

Bybitは世界でも有数の海外取引所なので、多くの仮想通貨を取り扱っております。

2022年10月現在は、20種類の仮想通貨をクレジットカードで入金できるようになり、すぐに仮想通貨取引を始められるので利用者も増えております。

しかし、ウォレットアドレスの間違いや、サポートされていないコインを誤って送金するなどのトラブルも発生しています。

トラブル発生時はBybitのサポートセンター(support-jp@bybit.com)に連絡したり、ライブチャットを利用するなどして対処方していくようにしましょう。

Bybitに入金して仮想通貨取引を問題なく始めるために、今回の記事がお役に立てれば幸いです。