国内の仮想通貨取引所を開設しているけど、取引したい銘柄が見つからない。
ブロックチェーンゲームや、歩くだけで稼げるSTEPN(ステップン)などで獲得した仮想通貨を運用してみたいけど、どこの取引所を選んだら良いのかわからない。
もしこのように悩んでいるのでしたら、海外取引所のBinance(バイナンス)に口座開設してみてはいかがでしょうか。
Binanceは仮想通貨の銘柄が600種類を超えており、セキュリティも非常に高く、登録者数が100万人を超える世界的に人気な取引所です。
この記事を読めば、Binanceに口座開設する方法だけでなく、入金のやり方や、セキュリティを高めて安全に取引する方法までわかるようになります。
今後Binanceを使って取引してみたい方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
Index
Binance(バイナンス)で口座開設するまでの手順
まず、Binanceでアカウントを作成していきます。手順は次の通りです。
- Binance(バイナンス)の公式サイトへアクセスする
- メールアドレスか電話番号で登録する
- 認証コードを確認する
1つずつ順番に見ていきましょう。
1.Binance(バイナンス)の公式サイトへアクセスする
まずはBinanceの公式サイトへアクセスし、アカウントを無料登録しましょう。
Binanceは海外の取引所ですが、日本語にも対応していますので簡単に登録できます。
2.メールアドレスか電話番号で登録する
Binanceにアカウント登録する方法は、メールアドレスとパスワードだけで簡単に作成できます。
なおメールアドレスは、バイナンスを退会するときも必要になるので、登録したメールアドレスは必ず忘れないようにメモしておきましょう。
3.認証コードを確認する
次に認証コードを確認します。
認証コードは、Binanceからアカウント作成時に登録したメールアドレスに、メールが届きます。
メールには6桁の認証コードが記載されていますので、コードを入力しましょう。
Binanceのアカウント登録は認証コードを入力すれば完了です。
Binanceで口座開設【2段階認証】
Binanceでアカウント登録が完了したら、次に2段階認証を登録しましょう。
2段階認証はハッキングから身を守るためにも非常に大切になるので、必ず実施しましょう。
Binanceの2段階認証は次の4つがあります。
- 電話番号認証
- 生体認証/セキュリティーキー
- Google認証
- メール認証
手間かもしれませんが、安全性を高めるためにすべて設定していきましょう。
設定方法は、1つずつ画像付きで解説していきます。
1.Binance(バイナンス)の電話番号認証のやり方
Binanceの電話番号認証は、電話番号を使ってSMS認証を実施する方法です。
まずは、セキュリティ画面を開き「電話番号認証」の右側の「有効化」を選択しましょう。
表示されている国を「日本」にして、各項目を入力していきます。
なお、「電話番号認証コード」や「メール認証コード」はそれぞれ「コードを取得」をクリックすれば送られてきます。
すべて入力できたら「提出する」を選すれば設定完了です。
2.生体認証/セキュリティーキーの設定方法
生体認証/セキュリティーキーの設定は、パソコンやスマホの「Yubikey」という端末を使って認証します。
セキュリティキーを開き、生体認証/セキュリティキーを有効化します。
続いて、「新しいAuteticator(オーセンティケータ)を追加する」を選択します。
認証したい端末を選択し、認証機能を追加しましょう。
以上で設定完了です。
3.メールアドレス認証の設定方法
メールアドレス認証は、登録したメールアドレスに認証コードが届きます。
認証コードを設定し、安全性を高めるセキュリティ対策です。
セキュリティ画面より、「メールアドレス認証」の右側の有効化を選択します。
すでに登録済みなら「有効化」は出てきません
メールアドレスを入力したら、「コード取得」を選択し、メール認証コードを入力しましょう。
入力したら、「提出する」を選択して完了です。
4.Google認証の設定方法
Binanceが推奨している2段階認証としては、「Google認証」があります。
Google認証はスマホアプリの「Google Authenticator」というアプリをインストールして、2段階認証を実施していく方法です。
では、順番にやり方を画像付きで解説していきます。
セキュリティ画面を開き、「バイナンス/Google認証(推奨)の右側の「有効化」を選択しましょう。
「Google Authenticatorアプリのダウンロード」という画面が表示されるので、ダウンロードしていきましょう。
次にGoogle Authenticatorのアプリを起動し、表示されているQRコードを読み取りましょう。
スマホのアプリで「Binanceのワンタイムパスワード」で6桁の数字が表示されたら「次へ」を選択します。
2段階認証の「キーコード」が表示されるので、ノートなどにメモして控えるようにしましょう。
もし無くしてしまうとスマートフォンが故障したり、紛失したりしたときは復元できなくなります。
キーコードをメモをしたら「次へ」を選択しましょう。
「メール認証コード」と「2段階認証コード」を入力したら「次へ」を選択すれば設定完了です。
Binance(バイナンス)で口座開設する方法【本人確認】
2段階認証システムをすべて設定したら、次は本人確認をやっていきましょう。
Binanceは本人確認をしなくても2BTCまで取引できます。
しかし、本人確認を行うことで100BTCまで取引できるようになり、大きな金額を取引できるようになります。
Binanceの口座開設が完了したら、ついでに本人確認も済ませておきましょう。
Binanceで本人確認する手順は次の通りです。
- 本人確認(KYC)に項目に必要事項を記入する
- 提出書類を撮影する
- 顔認証を実施する
- 認証を待つ
1つずつ順番に解説していきます。
1.本人確認(KYC)項目に必要事項を記入する
Binanceでアカウント作成まで完了したら、次に本人確認をしていきます。
本人確認するには、必要なものがありますので手元に用意しておきましょう。
- IDカード
- パスポート
- 運転免許証
3つのうち、いずれかを用意しましょう。
そのこ
Binanceは運転免許証を推奨しています。
ここでは、運転免許証を使って解説していきます。
必要書類の準備が整ったら、次に個人情報を入力していきましょう。
個人情報とは名前や住所、年齢、メールアドレスのことです。入力間違いのないように注意しましょう。
2.提出書類を撮影する
次は運転免許証を写真撮影し、アップロードしていきます。
撮影するときは次のことに注意するとスムーズに進みます。
- 明るい場所で撮影する
- 読みやすく、鮮明で、明るくする
- 反射しない、ぼやけない
- 白黒画像、編集された画像は使用できない
- 無地の背景にドキュメントを配置する
以上の条件を確認しましょう。
このように写真がぼやけたりしてしまうと再撮影しなければならず、時間をロスしてしまうので注意しましょう。
運転免許証は表と裏を撮影していきます。撮影が終わったら「次へ」を選択しましょう。
書類のアップロードが完了しました。
次は顔認証を実施していきます。
3.顔認証実施する
個人情報の入力や書類の撮影まで完了したら次は「顔認証」をやっていきます。
まず注意事項を確認しましょう。
顔認証は首を傾けるなど、音声ガイダンスの指示に従ってやっていけば簡単に認証できます。
顔認証撮影のときは、部屋を明るくするとキレイに映ります。
顔認証まで完了したら、あとはBinanceからの審査結果を待つだけです。
審査結果は、長いと数日かかることもありますので、気長に待ちましょう。
もし、数日しても連絡がないときはサポートセンターに問い合わせてみましょう。
以上でBinanceの本人確認登録は完了です。
Binanceで口座開設できない時の対処方法
Binanceの口座開設方法はこれまで説明してきた通りですが、うまく登録できないこともあります。
Binanceに登録できなくて困っている方は、次のような状況になっていないか確認してみましょう。
- スマホから登録できない
- 確認メールが届かない
- Binanceが使えない国から登録しようとしている
1つずつ順番に解説していきます。
1.スマホから登録できない
Binanceに限らず、海外の取引所はできるだけパソコンでアカウント登録することを推奨しています。
スマホだと簡単に登録できるイメージがありますが、パソコンの方が登録手順を一部省略できることもあります。
もしスマホで登録できないときは、パソコンで再度登録し直してみるとスムーズにできる場合もあります。
2.確認メールが届かない
Binancenに登録するときは、入力したメールアドレスに認証コードが届くようになっています。
しかし、ときどきメールが届かず先に進めない状況に陥ることがあります。
考えられる原因は次の2つですので、確認してみましょう。
- メールアドレスが間違っていないか
- 迷惑メールフォルダに入っていないか
まずメールアドレスが間違っていないか確認してみましょう。
「スペース」が入っていたり「.」が「・」になっていたりするとメールは届きません。
他にも迷惑メールフォルダにBinanceからのメールが入っていることも考えられますので、確認してみましょう。
3.Binanceが使えない国から登録しようとしている
Binanceはアカウント登録を禁止している国がいくつかあります。
もし旅行や出張などで海外に出向き、Binanceがアカウント作成を禁止している国にいるときは登録できません。
日本に帰国してからもう一度登録するようにしましょう。
Binanceで入金する手順
Binanceの口座開設に申請して、無事に審査が通ったら口座に入金していきましょう。
ちなみにBinanceでは日本円が使えないので、仮想通貨の入金が必須です。
ここでは、すでに国内取引所を開設していることを前提に、Binanceへ入金する手順を簡単に解説します。
- まず公式サイトへアクセスし、ログインしましょう。
- ウォレットを選択し、さらに「フィアットと現物(入金&出金)」を選択しましょう。
- 画面右上の「入金」を選択します。
- 次に入金する仮想通貨とネットワークを選択しましょう。
- すると、入金先アドレスが表示されるので、表示されたアドレス宛に送金しましょう。
以上でBinanceに入金する手順は完了です。
なお、詳しい入金方法は、こちらのページを参考にして下さい(内部リンク貼る)
Binanceで口座開設するメリット
Binanceは世界的に利用しているユーザーも多く、メリットのある取引所です。
ここではBinanceのメリットを中心に解説していきます。
- 日本語に対応している
- ゼロカットシステムを採用している
- 取引銘柄が豊富である
- 現物取引の手数料が安い
- セキュリティが高く安心
1つずつ見ていきましょう。
日本語に対応している
Binanceは公式サイトや、トラブル時のサポートセンターの対応まで、すべて日本語に対応しています。
アカウント作成から本人確認、入出金まですべて日本語でできるので安心して取引できます。
ゼロカットシステムを採用している
Binanceは「ゼロカットシステム」を採用していますので、借金を背負うことはありません。
ゼロカットシステムとは、急激な価格変動があった場合などに、損失分を企業が負担してくれるというシステムのことです。
なので、Binanceで大きな損失があった場合においても、証拠金以上の損失はありません。
つまり、株などと違い借金するリスクはありませんので安心して取引できます。
証拠金とは、取引を開始するために最初に一定の資金を口座に預け入れることです。
取引銘柄が豊富である
Binanceで取り扱っている仮想通貨は2022年11月現在で、600種類を超えています。
国内取引所で取り扱っている仮想通貨はおよそ20種類ほどなので、いかに種類が豊富なのか理解できるでしょう。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの主要銘柄も取り扱っています。
またブロックチェーンゲームなどで使われている、ゲーム内独自の銘柄もありますので、Binanceは登録者数が多くなっています。
また、Binanceに上場するには審査に合格する必要があるため、銘柄の信頼性も保証されています。
現物取引の手数料が安い
Binanceは現物取引にかかる手数料が、他の海外取引所と比較して安いのもメリットです。
例えばGate.io(ゲートアイオー)は取引手数料が0.2%なのに対し、Binanceは0.1%なので比較的安いのもメリットです。
また、Binanceには独自の通貨である「バイナンスコイン(BNB)を発行しています。
バイナンスコインで支払うとさらに割引される仕組みになっているので非常にお得ですよ。
セキュリティが高く安心
Binanceは2段階認証システムを導入しており安全に運用できる取引所です。
またBinanceでは、ログイン時にパスワードを5回間違えるとロックがかかります。
1回目のロックでは次のログインまでに2時間待たなければなりません。
こうしたセキュリティの高さの裏側には、2019年にBinanceがハッキングされた経験があるからです。
しかし、ハッキングされてもユーザーには直接的な被害はありませんでした。
ハッキング経験から、Binanceはセキュリティを以前よりさらに強化しているので、安心、安全であるといえます。
Binanceで口座開設するデメリット
Binanceにはメリットもありますが、反対にデメリットもあります。
ここでは、Binanceのデメリットを中心に解説していきます。
- 日本円を入金できない
- 日本の金融庁から過去に警告を受けた
順番に見ていきましょう。
日本円を入金できない
Binanceは銀行やコンビニなどで直接日本円を入気できないというデメリットがあります。
Binanceで取引したいときは、国内の仮想通貨取引所を開設し、日本円を入金して仮想通貨を購入する必要があります。
入金までの手間がかかり、初めての人にとってはハードルが高いといえます。
Binanceの入金はクレジットカードでも可能ですが、手数料が高いため(平均3%ほど)あまりおすすめできません。
クレジットカードの利用は、今すぐにでも取引したい人向きです。
日本の金融庁から過去に警告を受けた
Binanceは過去に2回も金融庁から警告を受けています。理由としては、金融庁に無許可で日運営していたのが原因です。
1回目のときは日本でのサービスを停止しましたが、2回目は引き続きサービスを提供していました。
今後、金融庁がBinanceに再び警告をし、Binanceが従わなかった場合は、日本での利用ができなくなる可能性も考えられます。
しかし、いきなりサービス停止ということは考えにくく、Binance側からあらかじめユーザーに連絡があるはずです。
Binance(バイナンス)の口座開設に関する質問
Binanceの口座開設でよく寄せられる質問をまとめてみましたので、口座開設時の参考にしてください。
Binance(バイナンス)は日本人も利用できますか?
Binanceは日本の金融庁から許可を得ていない取引所ですが、ほぼ全てのサービスを利用できるようになっています。日本人だからという理由で、利用できないことはありません。
未成年でもBinance(バイナンス)を利用できますか?
はい、Binanceは18歳以上であれば、誰でも利用できます。日本では2022年4月に成人年齢が18歳に引き下げられたため、未成年であってもBinanceに登録できます。口座開設は無料で手軽にできるため、今後のためにも登録しておくと良いでしょう。
Binance(バイナンス)は法人でも登録できますか?
はい、Binanceは法人でも登録できます。やり方は、プロフィール画面より識別番号に移動し「エンタープライズアカウントへ切り替え」を選べば法人口座を利用できます。
Binance(バイナンス)の最大レバレッジはどのくらいですか?
Binanceのレバレッジは最大で125倍となっており、他の海外取引所と比較しても高く設定できます。Binance以外は100倍までレバレッジをかけられます。
Binanceの口座を開設して取引していこう
今回はBinanceでアカウント作成する方法や、口座開設の方法などを中心に解説してまいりました。
ここでまとめです。
- Binanceはメールアドレスや電話番号だけでアカウントを作成できる。
- Binanceの2段階認証は、電話番号認証、生体認証/セキュリティキー、Google認証、メール認証の4つがある。
- Binanceの本人確認は運転免許証などの書類と顔認証だけでできる。
- Binanceで口座開設できないのは、メールアドレスの入力間違いや過去に同じメールアドレスで登録したことがある。
- Binanceは日本円の入金ができないが、クレジットカード入金はできる。
- クレジットカード入金の平均手数料は3%と高くなっている。
以上が、この記事で解説した内容です。
Binanceはセキュリティも高く、ゼロカットシステムを採用しているので借金することなく取引できます。
アカウント作成や口座開設も無料なので、登録しても決して損しない取引所と言えるでしょう。
今回の記事がBinanceを開設したい方のお役にたてれば幸いです。