Gate.ioは仮想通貨の売買だけではなく、ステーキングや流動性マイニングといった多種多様の使い方ができる取引所です。
数多くのサービスを展開しており、2022年11月の現在は1,200万人を超えるユーザーによって利用されています。
でも実際の使い方がよくわからない
そこで本記事では次の内容について解説していきます。
- Gate.ioの登録方法など基本的な使い方
- ステーキングなど資産運用サービスの使い方
- Gate.ioの使い方に関する注意点
本記事を読むことで基本から応用まで、さまざまなサービスの使い方が理解できます。
資産運用サービスを利用したことがない方にも、わかりやすく解説しているのでぜひ読み進めてみてください。
Index
Gate.io(ゲート)とは
Gate.ioとは、2013年から運営されている中国発の仮想通貨取引所です。
2022年11月現在は現物取引をはじめ、ステーキングやマイニングなど様々な資産運用サービスを提供しています。
さらに取引できる仮想通貨の銘柄数は1,400種類以上と、業界トップクラスの取扱数を誇っています。
新しい仮想通貨プロジェクトのトークンも続々と上場しており、価格高騰による利益を狙う投資家からも利用されている取引所です。
Gate.io(ゲート)の使い方:基本編
Gate.ioの基本的な使い方を、次の4つのポイントに分けてご紹介します。
- アカウント登録
- 仮想通貨の入金
- クレジットカード入金
- 仮想通貨の購入
- 仮想通貨の出金
1つずつ図解で解説していきます。
使い方①アカウント登録
Gate.ioのアカウント登録方法をご紹介します。
手順は以下のとおりです。
- Gate.io公式サイトにアクセスする
- ホーム画面右上の「登録」をクリック
- 登録方法を選択(メールアドレスor電話番号)
- メールアドレスあるいは電話番号を入力
- パスワードを入力
- 送付された認証コードを入力する
- パスワードは英数字8文字以上
- 認証コードの有効時間は10分
より詳しい登録方法はこちらの記事で解説しているので、あわせてご覧ください。
使い方②仮想通貨の入金
ほかの仮想通貨取引所からGate.ioに仮想通貨を入金する方法をご紹介します。
はじめにGate.ioのホーム画面右上のウォレットから資産管理、そして「入金(オンチェーン)」をクリックしましょう。
次に入金したい仮想通貨を選択し、使用するネットワークを選びます。
すると入金アドレスが表示されるので、コピーしましょう。
あとは送金元となる取引所やウォレットで手続きをおこない、入金アドレスを貼り付けます。
以上で入金手続きは完了です。
なお入金した仮想通貨が正常に着金しているかチェックするには、ホーム画面のウォレットから資金管理、「資産概要」をクリックすれば確認できます。
使い方③クレジットカード入金
Gate.ioはクレジットカードによる法定通貨の入金、仮想通貨の購入に対応しています。
そのこ
対応しているクレジットカードブランドは、VISAとMasterです。
それではクレジットカードの使い方をご紹介します。
はじめにホーム画面左上の暗号資産を購入から「クレジットカード」をクリックしましょう。
次に仮想通貨の購入希望額を日本円で入力して、銘柄を選択します。
続いて支払いチャネルを選択しましょう。
本記事では、Gate.ioが推奨している「Simplex」で手続きを進めていきます。
チャネルを選択すると支払い詳細が表示されるので、確認のうえボックスにチェックを入れて「次へ」をクリックします。
すると支払方法の選択に移るので、「クレジットカード/デビットカード」を選んで「続行する」をクリックしましょう。
次にクレジットカード情報を入力して「次へ」をクリックします。
あとは手順に沿って手続きを完了すれば、クレジットカードによる仮想通貨の購入は完了です。
使い方④仮想通貨の購入
Gate.ioで仮想通貨を購入する手順・取引所の使い方をご紹介します。
あらかじめ、こちらを参考にしてGate.ioに仮想通貨を入金しておきましょう。
それでは解説に移ります。
はじめにホーム画面上部の「取引」から「現物取引」を選択します。
次に画面左上の通貨ペアをクリックして、購入したい仮想通貨と換金する仮想通貨のペアを選択しましょう。
本記事ではETHでUSDTを購入する手順を例に解説します。
- 購入したい仮想通貨:USDT
- 換金する仮想通貨:ETH
- 通貨ぺア=ETH/USDT
続いて画面右側の購入画面で、以下のように手続きを進めていきます。
- 「売却」を選択
- 売却するETHの数量を入力
- 「売却 ETH」をクリック
あとは認証手続きをおこなえばUSDTの購入は完了です。
使い方⑤仮想通貨の出金
Gate.ioから仮想通貨を出金する手順・取引所の使い方をご紹介します。
ちなみにGate.ioで出金手続きをおこなうためには、あらかじめ本人確認手続きが必要です。
こちらの記事を参考にして、あらかじめ本人確認をおこなっておきましょう。
それでは出金手続きの解説に移ります。
はじめにホーム画面上部のウォレットから資産管理、そして「出金(オンチェーン)」をクリックしましょう。
次に出金する仮想通貨と使用するブロックチェーンを選択します。
続いて送金先の取引所で入金アドレスをコピーして、出金アドレス欄に貼り付けましょう。
次に出金する数量を入力し、出金手数料を確認して問題なければ「次へ」をクリックします。
最後に認証手続きをおこなえば出金作業は完了です。
Gate.io(ゲート)の使い方:応用編
Gate.ioで提供されている様々なサービスの使い方を、以下5つの手段に分けてご紹介します。
- ステーキング
- ローン
- 流動性マイニング
- コピートレード
- NFTマーケットプレイス
実際の操作画面に沿って解説していきます。
使い方①ステーキング
Gate.ioでステーキングをおこなう手順について解説します。
特定の仮想通貨を保有して報酬がもらえる仕組み
はじめにGate.io公式サイトのホーム画面上部「資産運用」から「ステーキング」を選択しましょう。
次にステーキングする銘柄を選択して「登録」をクリックします。
続いてステーキングの内容を確認して、ロックする仮想通貨の数量を入力します。
ロックとは、仮想通貨を一時的に預ける作業です。
なおロックしなければステーキングによる報酬は受け取れないので、あらかじめ該当する仮想通貨を購入しておきましょう。
最後に「登録」をクリックすればステーキングの手続きは完了です。
使い方②ローン
Gate.ioの仮想通貨ローンの手続き・使い方をご紹介します。
担保にする仮想通貨を預けることで、別の仮想通貨を借りられるサービス
はじめにホーム画面上部の「資産運用」から「暗号資産ローン」を選択します。
次に、画面左の検索フォームから借り入れたい銘柄を選択しましょう。
続いて利率や借入期間などを確認して、「借入」をクリック。
借入するための条件などを入力していきます。
- 借入数量
- 担保金額
- 担保率
最後に「ローン確認」をクリックすれば手続き完了です。
使い方③流動性マイニング
Gate.ioの流動性マイニングの手順・使い方をご紹介します。
分散型取引所に流動性を提供する見返りに報酬がらもえる仕組み
はじめにホーム画面上部の資産運用から「流動性マイニング」を選択します。
次に流動性を提供する通貨ペアを選んで「流動性追加」をクリックしましょう。
続いて各通貨の注文数量を入力して、サービス同意書のボックスにチェックを入れます。
「追加」をクリックして認証手続きをおこなえばマイニング完了です。
使い方④コピートレード
Gate.ioでコピートレードをおこなう手順・使い方をご紹介します。
Gate.ioが紹介しているトレーダーの仮想取引をコピーして、自分の口座で同じ取引をおこなう手法を指します。
はじめにホーム画面上部の「コピー取引」から「コピートレード」をクリック。
次に取引をコピーしたいトレーダーを選択します。
条件別のランキング形式で紹介されているので、お好みに応じて選びましょう。
トレーダーを選択すると、詳しいトレード履歴などが確認できます。
運用するUSDTの数量を入力して「今すぐコピー」をクリックすれば、手続き完了です。
なおコピートレードではトレーダーに支払う手数料が必要になるので、あらかじめご注意ください。
使い方⑤NFTマーケットプレイス
Gate.ioのNFTマーケットプレイスで、NFTを購入する手順をご紹介します。
非代替性トークンとも呼ばれており、改ざんや偽造ができないデジタル上の証明データのこと
2021年から大きな注目を集めており、NFTの価格が大きく高騰する事例も数多く見受けられます。
それではさっそく手順を解説します。
はじめにホーム画面上部の「NFT」をクリックします。
次に購入したいNFTコレクションを選択しましょう。
おすすめから探すと選びやすいですよ。
続いてお好みのNFTを選んでクリックします。
NFTの詳細が表示されるので、確認して「購入」をクリック。
最終確認をおこない、「購入内容の確認」をクリックしましょう。
あとは手順に従って承認手続きをおこなえばNFTの購入は完了です。
Gate.io(ゲート)の使い方に関する注意点
Gate.ioの使い方に関する注意点を以下3つご紹介します。
- 日本円は入金できない
- 本人確認が必要な取引がある
- レバレッジ取引ができない
事前に把握してスムーズな取引をおこないましょう。
日本円は入金できない
Gate.ioは日本人でも利用できますが、中国発の仮想通貨取引所であり日本円の入金には対応していません。
ほかの仮想通貨取引所あるいはウォレットから入金しなければならないため、あらかじめ理解しておきましょう。
本人確認が必要な取引がある
Gate.ioは、本人確認手続きを完了していなければ「出金手続き」ができません。
さらに本人確認の種類は3つあり、それぞれ1日の出金可能額が異なります。
本人確認手続きに関しては、こちらの記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
レバレッジ取引ができない
Gate.ioでは、日本人ユーザーによるレバレッジ取引が制限されています。
また日本ユーザーだけでなく、アメリカとカナダの登録者も同様にレバレッジ取引ができません。
日本の金融庁は海外取引所に対する監視体制が強いため、Gate.ioは事前に対応しているといった意味合いです。
Gate.io(ゲート)の使い方まとめ
本記事では、Gate.ioの各種サービスの使い方についてご紹介しました。
- Gate.ioは現物取引だけでなくステーキングやコピートレードによって利益を最大化できる
- 仮想通貨の出金には事前に本人確認の手続きが必要
- 日本人ユーザーはレバレッジ取引が制限されている
Gate.ioは仮想通貨の売買のほかに、あらゆる資産運用サービスを提供している取引所です。
保有している仮想通貨を効果的に運用できれば、より利益が得られる可能性があります。
ただし取引に慣れるためにも、はじめは少額からの資産運用サービス利用をおすすめします。
まずはGate.ioの無料口座開設をおこない、仮想通貨を入金してみましょう。