Bybitのステーキングを始めてみたいが、やり方がいまいちよくわからない。
ステーキングをするのは初めてで、何から手をつけていけばいいのかわからない。
そもそもステーキングしたところで、本当に稼げたり、自分で毎日チャートを確認したりしなくても良いのか疑問。
このように悩んでいませんか。
確かにステーキングと聞いても、やり始めるまでに面倒な作業をいくつもこなし、その後も、手間をかけていくイメージがあるでしょう。
しかし、Bybitなら口座開設も無料でできますし、ステーキングするための作業も難しくありません。
そこで今回は、Bybitでステーキングする方法を具体的に解説いたします。
この記事を読めば、ステーキングするための手順や特徴、おすすめの仮想通貨まで解説いたしますので、誰でもBybitで無理なくステーキングをできるようになります。
これからBybitを使ってステーキングを始めてみたい方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
Index
ステーキングとは
ステーキングとは特定の仮想通貨を保有して、ブロックチェーンのネットワークに組み込むシステムです。
現金を動かさなくても、仮想通貨を預けた期間や量によって資産が増えていきます。
銀行の預金と同じようなもので、預けるだけで利息がもらえる仕組みです。
Bybitでできる通常銘柄のステーキングは、銀行の預金と比較すると利率が高く、12%ほどになっています。
現在の日本は低金利なので、銀行にお金を預けても利息は期待できません。
定期預金でもせいぜい0.01%、普通預金なら0.001%ほどなので、銀行に預けていても資産は増えていかないでしょう。
さらに2022年現在は、円安も進んでおり円の価値も下がっています。
今後資産を増やすためには、銀行に預けるのではなく、仮想通貨に変換して運用し、ステーキングすることを視野に入れておくと資産を増やせるでしょう。
Bybitのステーキングの種類
Bybitにはステーキングできる種類が2つあります。
- 積立ステーキング
- 定期ステーキング
それぞれどのような人におすすめなのか、具体的に解説していきます。
1.積立ステーキング|自由に払い戻ししたい人におすすめ
1つ目は2021年10月に始まった積立ステーキングです。
積立ステーキングは、ステーキング中にいつでも払い戻しができたり、解約したりできるのでリスクも低く自由に運用できるのが特徴です。
積立ステーキングを実施する方法は、通常銘柄と期間限定銘柄のどちらかを選びます。
積立ステーキングの「期間限定銘柄」は、利率が高く、短期間で高利益を狙いやすいです。
Bybitの積立ステーキングは通常銘柄が18種類と、期間限定銘柄が4種類あります。
ではここで、通常銘柄と期間限定銘柄の種類をみていきましょう。
▼Bybitの通常銘柄
通貨名 | 年利 | ステーキング期間 |
BTC | 4.5% | 積立 |
ETH | 1.8% | 積立 |
BIT | 5% | 積立 |
USDT | 12% | 積立 |
USDC | 4.00% | 積立 |
DAI | 3.0% | 積立 |
BUSD | 8% | 積立 |
ADA | 2.20% | 積立 |
ATOM | 2.20% | 積立 |
Bybitの通常銘柄は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、テザー(USDT)など、時価総額が高いものが中心です。
次に2022年10月現在の期間限定銘柄を見ていきましょう。
▼Bybitの期間限定銘柄
通貨名 | 年利 | ステーキング期間 |
GCAKE | 999% | 積立 |
GSTS | 8% | 積立 |
ROND | 20% | 積立 |
APT | 66% | 積立 |
期間限定銘柄とは、Bybitに新しく上場した仮想通貨のことで年利は、20%〜999%と非常に高くなっているのがわかります
また上場前からコミュニティなどに参加し、情報収集しているトレーダーもいるので人気があります。
Bybitの期間限定銘柄は、利用枠があるため、枠が埋まってしまうと売り切れになります。
運用してみたい銘柄はステーキングできなくなる可能性があるので、可能な限り早めに注文しておくと良いでしょう。
しかし人気銘柄のステーキング枠はBybit側で増やしたり、ユーザーによって解除したりできます。
売り切れ後であっても、もう一度利用できる場合がありますのでこまめに公式ページをチェックしておきましょう。
2.定期ステーキング|長期間運用したい人におすすめ
Bybitの定期ステーキングは高利益を狙えるので、長期間運用したい方におすすめです。
定期ステーキングは、積立ステーキングより高い利率に設定されています。
定期ステーキングの注意点は次の通りです。
- 利用できる銘柄が6種類と少ない
- 一度ステーキングすると期間が終了するまで払い戻しができない
この2点に注意しましょう。
定期ステーキングは、長期間運用したい方にはおすすめですが、短期間で稼いでみたいという方には不向きな方法です。
次にBybitで定期ステーキング可能な銘柄を見ていきましょう。
▼定期ステーキングの仮想通貨銘柄
通貨銘柄 | 年利 | ステーキング期間 |
BTC | 1.80% | 定期 |
ETH | 1,80 | 定期 |
USDT | 3.45% | 定期 |
DAI | 3.00% | 定期 |
ADA | 4.75% | 定期 |
SOL | 6.50% | 定期 |
以上が、定期ステーキングできる銘柄です。
次にBybitでステーキングするメリットやデメリットについて解説していきます。
Bybitのステーキングのメリット
先述したようにBybitでは積立ステーキングと、定期ステーキングがあります。
ここではBybitでも特に人気の高い、積立ステーキングのメリットを中心に3つ解説していきます。
- 利回りが高い
- 利息を毎日受け取れる
- 払い戻しはいつでも可能
1つずつ順番にみていきましょう。
1.利回りが高い
Bybitの積立ステーキングのメリットは1つ目は、銀行や国内取引所よりも高い利回りで運用できます。
ではどのくらい利回りが高いのかをみていきましょう。
今回は例として、銀行や外貨預金、国内取引所などと比較してみました。
- ゆうちょ銀行→0.001%
- あおぞら銀行→0.2%
- 新生銀行(外貨預金)→3.5%
- 住信SBIネット銀行(外貨預金)→4%
- コインチェック(国内取引所)→1~2%
- ビットレンディング(国内取引所)→8%
- Bybitでステーキングする(海外取引所)→12%
Bybitでステーキングをしていけば、銀行と比較すると1200倍ほど高いことがわかります。
銀行だけに資産を預けるのは非常にもったいないので、ステーキングも視野に入れてみるのも良いでしょう。
2.利息を毎日受け取れる
Bybitの積立ステーキングを開始すると、日次収益として積立開始から2日後に毎日入金されていきます。
Bybitは、ステーキングの払い戻しさえ行なっていなければ、5USDTが資産運用アカウントに自動入金されていきます。
日時収益には計算方法があり、計算方法としては次の通りです。
- 日次利回り = ステーキングしたコインの額×(ステーキングしたコインの年間利回り ÷ 365)
この計算方法によって、毎日入金され続けていきます。(なお、小数点以下は四捨五入されます。)
Bybitの日時収益は自動で計算され、資産運用アカウントに毎日入金されていくので手間がかかりません。
自分でチャートを見ながら運用する労力はありませんので、ステーキングするメリットといえます。
3.払い戻しはいつでも可能
Bybitの積立ステーキングはいつでも払い戻しができます。
もしステーキングしている仮想通貨が暴落しそうになった場合は、払い戻しを行えるのでリスク回避できます。
払い戻した場合は、Bybit側の手続きが終わり次第、資産運用アカウントに反映されるので確認してみましょう。
また積立ステーキングは、部分的な払い戻しもできます。
払い戻さなかった分は、ステーキングを継続すれば収益を得られます。
Bybitのステーキングのデメリット
Bybitのステーキングにおいても、良い部分とそうでない部分があります。
ここではBybitの積立ステーキングにおけるデメリットを3つ見ていきましょう。
- ステーキングできる通貨が少ない
- 期間限定の通貨は売り切れやすい
- 複利運用は対応していない
1つずつ順番に解説していきます。
1.ステーキングできる通貨が少ない
Bybitの積立ステーキングは、ステーキングできる銘柄が22種類と他の取引所よりも少ないです。
例えば同じ海外の取引所であるBinance(バイナンス)は100種類ほどステーキングできます。
BybitはBinance(バイナンス)と比較すると、ステーキングできる銘柄が少ないとわかるでしょう。
しかし今後Bybitでもステーキング可能な銘柄は増えていくと予想されます。
なぜなら、GameFi(ゲームファイ)などを運営している未上場の企業は、独自通貨を上場させようとし、Bybitにも上場申請しているからです。
例えば、GameFiでまだ未上場の「The Mars(ザ マーズ)」は火星を舞台にしたゲームです。
独自の通貨である「Mars(マーズ)」を上場させていこうとしており申請しています。
しかし上場するためには、いくつもの厳しい審査がありすべて通過しなければなりません。
審査に通過した独自通貨が上場すると、「期間限定銘柄」として出てきたり、さらに人気が出れば通常銘柄として出てきたりします。
企業は上場するためにさまざま課題をクリアしようとしているので、近いうちに取扱い銘柄は増えていくと予想されます。
2.人気の銘柄は売り切れやすい
Bybitでステーキングできる仮想通貨銘柄は、22種類と少ないので売り切れやすいです。
特に期間限定銘柄は利率が高く、高利益を獲得しやすいので、早めに注文しないとステーキング枠がなくなり、売り切れる可能性が高いです。
売り切れやすい銘柄は、Bybit側もステーキング枠を増やすなど対応しています。
今後、人気の銘柄や期間限定銘柄は、今よりもステーキング枠が多くなっている可能性もあるのでステーキングしやすくなるでしょう。
3.自動複利運用は対応していない
Bybitの積立ステーキングは、自動複利運用に対応していません。
複利運用したいと考えている方は、手動で運用する必要がありますのでBybitのデメリットといえます。
同じ海外取引所であるBinace(バイナンス)は複利運用も自動対応しています。
Bybitも今は対応していなくても。将来自動で複利運用できるように対策を取る可能性もあります。
次にステーキングの複利運用のやり方を解説していきます。
ステーキングの複利運用のやり方
ここでは、Bybitの複利運用(手動)のやり方を簡単に解説いたします。
手順1.Bybitのアプリより「資産」を選びます。
手順2.「資産運用」から「Bybitステーキング」を選びましょう。
手順3.「さらにステーキングする」を選びます。
以上の手順で、Bybitで複利運用(手動)ができるようになります。
次に、ステーキングを始める手順を解説していきます。
Bybitのステーキングを始める12の手順
ここではBybitの積立ステーキングを始める手順を解説いたします。
ステーキングを始めるまでの手順は次のとおりです。
- 国内取引所の口座を開設する
- ビットフライヤーで入金する
- ビットフライヤーでリップルを購入する
- Bybitの口座を開設する
- 2段階認証を設定する
- 本人確認(KYC)をレベル1にする
- 購入したリップルをBybitへ送金
- ビットフライヤーからBybitへ送金する手順
- Bybitで入金を確認する
- リップルをステーブルコインの(USDT)に交換する
- 現物アカウントから資産運用アカウントに資金を移動
- ステーキング開始
手順は多いですが、この流れを1つずつこなせば資産運用でき、毎日入金されていくようになります。
1 つずつやり方を詳しく解説していきますので、順番にやっていきましょう。
なお、画像はすべてスマホアプリ版での解説になります。
1.国内取引所の口座を開設する
Bybitは海外の取引所であるため、仮想通貨を直接日本円で購入したり、出金したりできません。
Bybitで入出金するためには、最初に必ず国内取引所を開設しましょう。
国内取引所を選ぶポイントとしては、次の4つです。
- 手数料の安さ
- 取り扱っている通貨の数
- セキュリティがしっかりしているか
- 取引開始までのスピード
以上がポイントです。
この4つのポイントを押さえた国内取引所は、bitFlyer(ビットフライヤー)です。
仮想通貨を1円から購入でき、17種類の仮想通貨銘柄を選べたり、セキュリティ体制も万全だったりするからです。
さらにビットフライヤーからBybitへ仮想通貨を送金すると、銘柄によっては手数料が無料になりますので、非常にお得です。
では、ビットフライヤーの口座開設方法を簡単に紹介していきます。
手順1.ビットフライヤーのアプリをインストールする。
手順2.「アカウント作成」をタップする。
手順3.メールアドレスを登録する。招待コードがあれば入力しましょう。
手順4.「メールを送付しました」と表示されます。
手順5.届いたメールのリンクをクリックし、パスワードを設定する。
手順5.利用規約を読み同意する。
手順6.次に2段階認証を設定します。
手順7.ここでは「携帯電話にSMSを送信する」を選びましょう。
手順7.電話番号を入力する。
手順8.確認コードを入力し、「送信」します。
手順9.重要事項を確認すれば2段階認証は完了です。
手順10.次に本人確認します。
手順11.次に本人確認情報を入力していきます。
手順12.必要項目を入力していきましょう。
手順13.同じく必要項目を入力していきましょう。
手順14.登録した情報を確認していきます。
手順15.間違いがなければ完了です。
2.ビットフライヤーで入金する
ビットフライヤーの口座開設が完了したら、次は実際に現金を入金していきましょう。
ビットフライヤーで入金する方法は3つあります。
- 銀行振込で入金する
- インターネットバンキングで入金する
- コンビニで入金する
1つずつ解説していきます。
1.銀行振込で入金する
手順1.ビットフライヤーにログインする。
手順2.ログインしたら、「入出金」を選択する。
手順3.「日本円」を選択し、「銀行振込」を選びましょう。
手順4.「三井住友銀行」もしくは「住信SBIネット銀行」を選びます。
手順5.直接銀行へ行き、入金を済ませましょう。
以上が銀行振込の方法です。
銀行振込の場合は、住信SBIネット銀行から入金すると無料です。
三井住友銀行や他の銀行から入金すると手数料が330円発生します。
2.インターネットバンキングで入金する
手順1.ビットフライヤーにログインする。
手順2.「入出金」を選択し、「日本円」、「インターネットバンキングで入金」を選択します。
手順3.入金可能な金融機関が表示されるので、選択します。
手順4.入金が反映されていれば完了です。
以上がインターネットバンキングの入金方法です。
インターネットバンキングは、入金直後に反映されるのがメリットです。
3.コンビニで入金する
手順1.ビットフライヤーにログインする。
手順2.「入出金」を選択し、「日本円」、「コンビニから入金」を選択します。
手順3.お客様番号と、確認番号が出るので必ず控えておきましょう。
手順4.コンビニへ行き、入金したら完了です。
なお、コンビニ入金は手数料が330円発生し、入金限度額は1回30万円までの上限がありますので注意しましょう。
3.ビットフライヤーで仮想通貨を購入する
ビットフライヤーへの入金が完了したら、次に仮想通貨を購入していきましょう。
ここでは仮想通貨のリップル(XRP)の購入手順を解説いたします。
理由としては、リップル(XRP)をBybitに送金すると手数料が無料になるからです。
送金手数料が無料になるのは、非常にお得です。
例えば、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)でBybitに送金すると、送金手数料だけで1,500円ほど発生してしまいます。
仮想通貨のリップル(XRP)がいかにお得か、ご理解いただけると思います。
手順1.ビットフライヤーのアプリを起動する。
手順2.「販売所」を選択し、「入出金」を選びましょう。
手順3.「リップル(XRP)」をタップします。
手順4.「買う」をタップします。
手順4.日本円または、リップル(XRP)の指定金額を決めます。「↑↓」で変換できます。
変換後は日本円とXRPの合計が表示されます。
手順5.金額を指定したら「買い注文に進む」を選択します。
手順6.「注文完了」と表示されれば完了です。
次にBybitの口座を開設していきましょう。
4.Bybitの口座を開設する
国内取引所開設が完了し、仮想通貨の購入もできましたらBybitの口座を開設しましょう。
登録は2分ほどで終わらせられますし、国内取引所と違い本人確認は必須ではありません。
手順1.まずはBybitの公式サイトへアクセスします。
手順2.メールアドレスまたは電話番号を入力する。(ここではメールアドレスで登録します)
手順3.利用規約とプライバシーポリシーに同意し「続ける」ボタンで次に進みます。
手順4.登録したメールアドレスに6桁の認証コードが届きます。確認し、入力しましょう。
手順5.以上で完了です。
次にセキュリティ強化のために2段階認証を設定していきます。
5.2段階認証を設定する
Bybitには2段階認証が2種類あります。
- 携帯電話のSMS認証
- Google認証
ここでは2つとも解説していきます。
携帯電話のSMS認証
手順1.人型のアイコンをタップしましょう。
手順2.「セキュリティ」をタップします。
手順3.「携帯電話」をタップします。
手順4.携帯番号を入力しましょう。注意点としては携帯番号の頭の「0」は入力しません。
「080」→「80」としましょう。
手順5.登録したメールアドレスを確認し、Eメール認証コードを入力します。
手順6.SMSで届いた認証コードを入力する。
手順7.以上で設定完了です。
次はGoogleを使って2段階認証する方法です。
Google認証する
Google認証は、スマホアプリの「Google Authenticator(グーグルオーセンティケーター)」をあらかじめダウンロードする必要があります。
- iOS版:Google Authenticator
- Android版:Google Authenticator
Google Authenticatorは、iOSとAndroidのどちらにも対応しています。
登録手順をみていきましょう。
手順1.登録したメールアドレスに届いた認証コード6桁を入力する。
手順2.表示されたキーコードをコピーし、「Google Authenticator」に入力するか、QRコードを読み取ります。ここではキーコードをコピーで進めます。
手順3.Google Authenticator」に表示される6桁の認証コードを入力する。
手順4.設定完了です。
次に本人確認をしましょう。
6.本人確認(KYC)をレベル1にする
Bybitのステーキングを始めるためには、本人確認をしなければなりません。
本人確認には、「レベル1」と「レベル2」の2つあります。
今回は基本認証である「レベル1」のやり方を解説していきます。
本人確認レベル1に登録するには、次のいずれかを用意しましょう。
- IDカード
- パスポート
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- 在留許可証
また上記以外に、顔認証もありますので、スマホがあるとスムーズに作業できます。
登録時間はおよそ3分ほどですので順番に解説していきます。
手順1.ホーム画面のアカウントマークをタップする。
手順2.本人確認(KYC)を選びましょう。
手順3.撮影時の注意事項を確認したら、「つぎへ」をタップしましょう。
手順4.「今すぐ行う」をタップすると、本人確認(KYC)が始まります。
本人確認ができる書類(免許証など)を手元に置きます。
手順5.本人確認書類と顔認証を撮影しますので、準備ができたら「続行」をタップしましょう。
手順6.無事に完了したら、「正常に完了しました」と表示されます。
手順7.完了したら登録したメールアドレスに承認メールが届きます。
以上がBybitの本人確認(KYC)レベル1の方法です。
なお、本人確認レベル1とレベル2の違いを表にしてまとめましたので、参考にしてみてください。
▼本人確認レベルによる違い
レベル1「基本認証」 | レベル2「居住地認証」 | |
確認書類 | ・パスポート ・運転免許証 ・マイナンバーカード ・在留証明証 |
・公共料金の支払い証明書 (3ヶ月以内のもの) ・銀行取引証明書 ・税務申告書 ・インターネットなどの請求書 ・政府発行書類(住民票など) |
顔認証 | あり | なし |
1日の出金限度額 | 50BTC | 100BTC |
以上が本人確認レベルによる違いです。
次に仮想通貨リップル(XRP)をBybitに送金する方法を解説します。
7.購入したリップル(XRP)をBybitへ送金する方法
ここでは購入した仮想通貨を、ビットフライヤーからBybitへ送金する方法を解説します。
手順1.まずは、Bybitのアプリを起動しましょう。
手順2.画面右下にある「資産」をタップします。
手順3.「入金」をタップします。
手順4.「検索窓」をタップしてXRPを入力するか、直接XRPを選択しましょう。
手順5.すると上記の画面が表示されます。赤枠で囲った2つは「入金タグ」と「宛先タグ」です。
後ほど必要になるので、画面をそのままにしておきましょう。
次にビットフライヤーから送金する手順に移ります。
8.ビットフライヤーから送金する手順
次にビットフライヤーからBybitへリップル(XRP)を送金していきましょう。
手順1.Bybitのアプリを起動し、下の「入出金」をタップします。
手順2.「仮想通貨」をタップし、「リップル(XRP)」を選択します。
手順3.「出金」をタップします。
手順5.「アドレス登録」をタップします。
手順6.登録のメールアドレスにメールが送信されます。
手順7.上記のメールが届くので、赤枠のURLをタップします。
手順8.上記のような画面が開くので、「ラベル」「リップル(XRP)アドレス」と「宛先タグ」の3つを入力していきましょう。
手順9.最初に「ラベル」を入力します。ラベルは好きなようにラベル名を決めていきましょう。ここでは「BybitへXRPを送金」とします。
手順10.次に、リップル(XRP)アドレスです。リップル(XRP)アドレスはBybitのアプリからコピーして貼り付けましょう。
手順11.Bybitのアプリ画面より、「リップル(XRP)のアドレス」と、「宛先タグ」が表示されます。
まずは「アドレス」をコピーして、ビットフライヤーの「リップル(XRP)のアドレス」のところに貼り付けします。
手順12.次にビットフライヤーの「宛先タグ」を入れましょう。
宛先タグもリップル(XRP)アドレスと同様に、Bybitのアプリからコピーして貼り付けます。
手順13.黄色の文字の部分が「宛先タグ」になるので、コピーして貼り付けます。
手順14.すべて入力できたら、「次へ」をタップします。
手順15.次にアドレス所有者が表示されますので「お客様本人」をタップします。
手順16.「海外取引」をタップします。
手順17.「Bybit」をタップします。
手順18.送付先の国が出てきますので、「シンガポール」を選びましょう。(Bybitはシンガポールにあります。)
手順19.上記のような画面になりますので、間違いないか内容を確認していきましょう。
手順20.2段階認証をしている場合は、6ケタのコードを入力し、「完了」をタップします。
手順21.続いて登録した宛先をタップします。
手順23.出金する数量を入力します。ここでは60XRPを送金してみたいと思います。
手順24.確認画面が表示されるので内容を確認して問題なければ「出金」をタップします。
手順25.二段階認証をしている場合は、6ケタのコードを入力して「完了」をタップします。
手順26.「外部送付を受け付けました」と表示されれば、ビットフライヤーでの送金手続きは完了です。
次に実際に入金されているか確認してみましょう。
9.Bybitで入金を確認する
次にビットフライヤーから送金したリップル(XRP)がBybitに入金されているか確認しましょう。
手順1.上記のようなメールが届けばBybitへの入金は完了です。先ほどBybitに送金した60XRPが入金されているとの連絡です。
手順2.Bybitからも入金を念のため確認しておきましょう。Bybitアプリを起動して、画面右下の「資産」をタップします。
手順3.現物をタップします。
手順4.ビットフライヤーから送ったリップル(XRP)と同じ数量が着金していれば大丈夫です。
以上で確認完了です。
次に、送金したリップル(XRP)をステーブルコインに交換していきます。
10.リップル(XRP)をステーブルコインの(USDT)に交換する
Bybitにリップル(XRP)が着金したら、次にステーブルコインであるUSDT(テザー)に交換していきましょう。
ここでは、ビットフライヤーで購入した仮想通貨のリップル(XRP)を、USDT(テザー)に交換する手順を解説します。
手順1.Bybitのアプリを開いて、下の「取引」をタップします。
手順2.取引画面をタップしたら、画面左上の「二本線」のアイコンをタップしましょう。
手順3.検索窓が表示されるので「XRP」と入力しましょう。
手順4.「指値注文」をタップして「成行注文」にしましょう。
手順5.「売り」をタップし、数量を入力します。
もしウォレットにあるすべてのリップルをUSDTに交換するなら、ゲージを一番右までスライドします。
手順6.内容を確認して問題なければ「XRPを売り」をタップします。
手順7.「注文が発注されました」と表示されれば完了です。
成行注文の場合は、すぐにUSDTが入ってきます。
手順8.USDTが入っているか確認しましょう。画面右下の「資産」をタップします。
手順9.「現物」にUSDTが表示されていればリップル(XRP)からUSDTへ無事に交換ができて入れば完了です。
最後に交換できたUSDTをBybitの資産運用アカウントに移動すれば、ステーキングできるようになります。
11.現物アカウントから資産運用アカウントに資金を移動
Bybitでステーキングを始めるためには、現物アカウントから資産運用アカウントに資金を移動させなければなりません。
ここではUSDT(テザー)を獲得した状態であることを前提に、画像付きで手順を解説します。
手順1.まずBybitのアプリを起動しましょう。
手順2.画面右下の「資産」をタップしましょう。
手順3.次に「現物」をタップしましょう。
手順4.「USDT」をタップします。
手順5.次に画面右下の「振替」をタップしましょう。
手順6.振り替えしたい金額を入力して「振替を確認」をタップして完了です。
12.ステーキング開始
いよいよここからステーキングを始めていきます。
手順1.Bybitのアプリより「資産運用」をタップしましょう。
手順2.次に「Bybitステーキング」をタップします。
手順3.下の方へスクロールし、「USDT」をタップしましょう。
手順4.「払い戻し自由」の「今すぐステーキング」をタップします。
(積立ステーキングは払い戻し自由のため)30日と60日は「定期ステーキング」です。
手順5.ステーキング金額を入力して、「今すぐステーキング」をタップすれば、ステーキング完了です。
Bybitをステーキングするのにおすすめの仮想通貨
ここではBybitの積立ステーキングをするにあたり、おすすめの仮想通貨を2つ紹介いたします。
- ステーブルコイン
- 期間限定の銘柄
1つずつ順番に見ていきましょう。
ステーブルコイン
ステーブルコインとは、米ドルの価格に連動した仮想通貨のことです。
ステーブルコインは価格が保証されており、もしステーキング中に暴落しても資産を失うリスクは低いです。
Bybitでステーキングできるステーブルコインは3種類あります。
- USDT(テザー)
- DAI(ダイ)
- BUSD(バイナンスコイン)
3つの中でも代表的なステーブルコインは、USDT(テザー)と呼ばれる仮想通貨です。
USDT(テザー)の特徴は、常に1USDT=1ドルが保証されているということです。
期間限定の銘柄
Bybitの積立ステーキングは期間限定銘柄で、APY(年率利回り)が非常に高い銘柄が出ます。
例えば、2022年10月現在APYは4,50%〜999%の銘柄が出ています。
Bybitでは、毎月のように高いAPYで運用できる銘柄がありますので、公式ページから期間限定銘柄をチェックすると良いでしょう。
注意点として期間限定銘柄は、新しく上場したばかりなので、値動きが非常に激しく暴落のリスクもあります。
Bybitでステーキングできない原因と対処法
Bybitでステーキングできない原因は、次の3つであることが多いです。
- 本人確認(KYC)のレベル1が完了していない
- ステーキングの限度額に満たないか超えている
- 資産運用アカウントに振り替えていない
1つずつ順番に見ていきましょう。
本人確認(KYC)のレベル1が完了していない
Bybitの積立ステーキングを始めるためには、必ず本人確認レベル(KYC)をレベル1にしましょう。
口座開設しただけではステーキングできませんので注意しましょう。
本人確認レベル1を完了させるには、次の2つの作業が必要です。
- 身分証明証(顔写真付きのもの)を提出する
- 顔認証をする
上記2つの作業が完了したら、ステーキングできるようになりますので確認しておきましょう。
ステーキングの限度額に満たないか超えている
Bybitで積立ステーキングするには、「最少額」と「最大額」が銘柄ごとに決まっています。
代表的な銘柄の最小額と最大額は次の通りです。
仮想通貨銘柄 | 最小額 | 最大額 |
USDT | 20USDT | 500,000USDT |
USDC | 20USDC | 200,000USDC |
BTC | 0,001BTC | 10BTC |
ETH | 0.01ETH | 100ETH |
ステーキングは銘柄ごとに限度額があります。
資産運用アカウントに振り替えしていない
ステーキングできない原因として、資産運用アカウントに入金されているか確認してみましょう。
Bybitの積立ステーキングを始めるには、必ず「資産運用アカウント」に振り替えしなければなりません。
現物アカウントやデリバティブアカウントに資金があっても、ステーキングを始められません。
ステーキングしたい仮想通貨が、資産運用アカウントに入金されているのか確認してみましょう。
Bybitでステーキングを解除する方法
Bybitで運用中のステーキングを解除するには非常に簡単です。
手順1.Bybitのトップページを開き。「注文」から「資産運用注文」をタップします。
「Bybitステーキング」より、解除したいステーキング選択しましょう。あとは払い戻ししたい枚数を入力すれば完了です。
なお、部分的にステーキングを解除したいときは、希望枚数を入力すれば一部だけ払い戻しできます。
Bybitのステーキングでよくある質問
Bybitとバイナンスはどちらがおすすめですか?
取引銘柄で決めるのであれば、BTCやETHなどの主要銘柄を取引するのであればBybitで問題ないですが、マイナーなアルトコインなどを取引所するのであればBinance(バイナンス)がオススメです。
Bybitでステーキングした利益は税金が発生しますか?
はい、ステーキングして稼いだ分も含めて税金がかかります。
ステーキング中の通貨はいつでも払い戻しできますか?
積立ステーキングであればいつでも払い戻しできます。しかし定期ステーキングは払い戻しができません。
BybitのステーキングはXYM(シンボル)に対応していますか?
いいえ、BybitのステーキングはXYM(シンボル)には対応していません。
BybitのステーキングはUSDT(テザー)に対応していますか?
はい、BybitのステーキングはUSDT(テザー)に対応しています。
BybitのBitDAOをステーキングできますか?
はい、BybitのBitDAOをステーキングできます。
Bybitのステーキングに期間はありますか?
積立ステーキングに期間はないですが、定期ステーキングは30日か60日どちらかの期間を選べます。
Bybitのステーキングはどこから確認できますか
Bybitのステーキングは、Bybitのステーキングページにある「注文履歴」から確認できます。
Bybitのステーキングにリスクはありますか?
はい、リスクはあります。ステーキング中に運用している仮想通貨が暴落した場合は、損失が出てしまう可能性があります。
Bybitのステーキング始めて収益化しよう
今回はBybitでステーキングを始める方法について解説しました。
ここでまとめです。
- Bybitのステーキングは積立ステーキングとていきステーキングの2種類ある
- 積立ステーキングは払い出しや解約が自由である
- 定期ステーキングは利率が高いので長期間じっくり運用したい人におすすめ
- 国内取引所は送金手数料のかからないビットフライヤーがおすすめ
- 仮想通貨をBybitに送金するならリップル(XRP)が無料で送金できる
- Bybitをステーキングするなら、ステーブルコインか期間限定の特別通貨だと利回りが高い
- BybitのステーキングはステーブルコインのUSDT(テザー)が必要
- Bybitでステーキングを解除するには、「払い出す」を選ぶ。
Bybitのステーキングを始めるための手順は、次の通りです。
- 国内取引所の口座を開設する
- ビットフライヤーで入金する
- ビットフライヤーでリップルを購入する
- Bybitの口座を開設する
- 2段階認証を設定する
- 本人確認(KYC)をレベル1にする
- 購入したリップルをBybitへ送金
- ビットフライヤーからBybitへ送金する手順
- Bybitで入金を確認する
- リップルをステーブルコインの(USDT)に交換する
- 現物アカウントから資産運用アカウントに資金を移動
- ステーキング開始
以上が今回の記事で解説した内容です。
Bybitでステーキングするには本人確認登録したり、国内取引所を開設したりするなど、さまざまな手順があります。
1つずつクリアしていけば、初めての方でもBybitでステーキングできて稼げるようになるでしょう。
これからステーキングをしてみたい方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。