Bybitは一般的な購入方法である現物取引だけでなく、レバレッジ取引や資産運用もできる仮想通貨取引所です。
日本語に対応しているので、はじめて利用する方でも、たった4ステップで仮想通貨が購入できます。
でも海外取引所の操作はむずかしそう。
そこで本記事では次の内容について解説します。
- Bybitで仮想通貨を購入する3つの注文方法
- 仮想通貨を購入する具体的な図解説明
- Bybitで仮想通貨を買う際の注意点
本記事を読むことで、Bybitで取り扱っている仮想通貨銘柄に投資する手順が理解できます。
はじめてBybitを利用する方にも、わかりやすく解説していくのでぜひ最後までご覧ください。
Index
Bybit(バイビット)とは
Bybitは、現物取引だけでなく最大100倍のレバレッジ取引やコピートレードに対応している海外の仮想通貨取引所です。
そして仮想通貨の購入だけでなく、ローンチパッドやステーキングなど、資産運用に適したサービスを展開しています。
2022年11月現在、ユーザー数は1,000万人を超えており、益々注目を集めています。
さらに常に高い流動性を維持しており、KuCoinやCoinbaseなどの有名取引所と同様に取引高10位以内にランクインしている取引所です。
また2022年11月には自動で仮想通貨の取引をおこなってくれる「取引ボットサービス」がリリースされ、更なる注目を集めています。
Bybit(バイビット)で仮想通貨を購入する3つの取引方法
Bybitで仮想通貨を購入する方法を3つご紹介します。
- 現物取引
- レバレッジ取引
- コピートレード
利益を最大化するためにぜひチェックしておきましょう。
現物取引
現物取引とは、ユーザーの買い注文と売り注文の成立によっておこなわれる売買です。
一般的な仮想通貨の購入は現物取引を指します。
現物取引をおこなう手順は次のとおりです。
- 国内取引所からBybitに仮想通貨を送金する
- 入金された仮想通貨で好きな仮想通貨を購入する
Bybitでは約260種類の仮想通貨を取り扱っているため、多くの選択肢から取引ができます。
レバレッジ取引
レバレッジ取引とは、預けた仮想通貨を担保にして最大100倍の資金で仮想通貨が売買できる方法です。
たとえば1万円の仮想通貨を預けておけば最大100倍、つまり100万円分の仮想通貨取引ができます。
しかし預けている仮想通貨以上の損失が発生してしまうと、注文は決済されてしまいます。
一見メリットしかないように感じる取引方法ですが、反対に多額の損失を生みやすい取引でもあるので注意が必要です。
はじめて仮想通貨を購入する方はレバレッジ取引ではなく、まず現物取引からはじめてみるといいでしょう。
Bybitのレバレッジ取引については、こちらの記事で詳しく解説しているのであわせてご覧ください。
コピートレード
コピートレードとは、プロトレーダーに依頼をして仮想通貨の取引をおこなってもらう方法です。
厳密にいえば、仮想通貨を購入した先の取引方法となります。
- 仮想通貨の取引ノウハウが必要ない
- 自分の時間が奪われない
- 感情に左右されない
コピートレードは資金を用意するだけで、自分で取引をするわけではありません。
初心者でも利益を出しやすいメリットはありますが、トレーダーには手数料を支払う必要があるので事前に確認しておきましょう。
Bybit(バイビット)で仮想通貨を購入する3つの注文方法
Bybitで仮想通貨を購入する3つの注文方法をご紹介します。
- 成行注文
- 指値注文
- 条件付注文
仮想通貨購入の際に選択する必要があるので、確認しておきましょう。
成行注文
成行注文とは、取引時に提示されている金額で仮想通貨を購入する方法です。
たとえば1BTCの価格が300万円の場合、0.1BTC購入しようとすると30万円で即時に取引されます。
注文が成立する可能性が非常に高いので、確実に仮想通貨を購入したい場合に使いましょう。
指値注文
指値注文とは、現在価格ではなく価格を指定して仮想通貨を購入する方法です。
たとえばBTCの価格が300万円で「価格が下がりそうだから290万円で購入したい」といったケースを仮定します。
指値注文を利用すれば、1BTCが290万円になったタイミングで購入する注文ができます。
しかし、もしBTCが290万円まで下がらなければ注文は成立しません。
指値注文は相場の分析が必要な注文方法なので、成行注文での取引に慣れたら利用してみましょう。
条件付注文
条件付注文とは、名前のとおり特定の条件に達した場合に取引が発注される購入方法です。
たとえばユーザーは注文を出すための条件、つまり価格を設定します。
相場が設定した価格に達すると、成行注文あるいは指値注文が発注されます。
条件付注文は上級者向けの購入方法なので、仮想通貨取引初心者にはおすすめしません。
Bybit(バイビット)で仮想通貨を購入する手順
Bybitで仮想通貨を購入する方法をご紹介します。
手順は次のとおりです。
- Bybitの新規口座開設
- 2段階認証を設定
- Bybitに入金
- Bybitで仮想通貨を購入
図解でわかりやすく解説していきます。
①Bybitの新規口座開設
はじめにBybitの新規口座開設をおこないます。
具体的な方法は以下のとおりです。
- Bybitの公式サイトにアクセスする
- メールアドレスとパスワードを入力
- 認証作業をおこなう
詳しい方法はこちらの記事で解説しているので、あわせてご覧ください。
②2段階認証を設定
Bybitの口座開設ができたら、2段階認証の設定をします。
はじめにホーム画面上部の「人型マーク」から「アカウント&セキュリティ」をクリックします。
次にGoogle認証の「設定」をクリックしましょう。
続いてGoogle認証アプリをインストールします。
Google認証アプリがインストールできたら、アプリホーム画面右下の「+」をタップして「QRコードをスキャン」をクリック。
カメラが起動するので、パソコンに表示されているQRコードを読み込みましょう。
アプリにBybitの認証コードが表示されるので、6桁の数字をパソコンの画面に入力します。
「確定」をクリックすれば2段階認証設定は完了です。
③Bybitに入金
次にBybitに入金する方法を2つご紹介します。
- 仮想通貨で入金
- クレジットカードで入金
注意点もあわせてご紹介します。
仮想通貨で入金
ほかの仮想通貨取引所からBybitに仮想通貨を入金する方法をご紹介します。
手順は次のとおりです。
- Bybitのホーム画面右上の「資産」から「現物」を選択
- 入金する仮想通貨の「入金」をクリック
- 入金用のウォレットアドレスをコピー
- 送金元の取引所にアドレスを貼り付ける
より詳しい入金手順はこちらの記事からご覧ください。
クレジットカードで入金
Bybitにクレジットカードで入金する方法をご紹介します。
手順は次のとおりです。
- 購入したい仮想通貨を選択
- クレジットカード情報を入力する
なおクレジットカード入金を使うと、以上の手順で仮想通貨の購入まで完了します。
しかし手間がかからない分、手数料が発生して割高になるのでご注意ください。
より詳しいクレジットカード入金の方法は、こちらの記事からご確認ください。
④Bybitで仮想通貨を購入
Bybitで仮想通貨を購入する方法を図解でご紹介します。
はじめにホーム画面上部の「現物」から「現物取引」を選択します。
続いて画面上部の検索窓に売却したい仮想通貨を入力し、購入したい仮想通貨とのペアを選択しましょう。
本記事では、「XRP」を売って「USDT」を購入する方法で解説します。
なお必ず「現物」の通貨ペアを選択してください。
次に「売り」を選択し、注文方法を「成行」に変更します。
売却したいXRPの数量を入力して「XRPを売る」をクリックすればUSDTの購入は完了です。
Bybit(バイビット)から仮想通貨を出金する方法
Bybitから仮想通貨を出金する方法をご紹介します。
海外取引所のBybitでは日本円の出金ができないため、国内取引所に一旦仮想通貨を送金する必要があります。
はじめに前準備として、送金先の仮想通貨取引所で「入金アドレス」をコピーしておきましょう。
以下、Coincheckの入金アドレス例です。
続いてBybitのホーム画面上部の「資産」から「現物」をクリックします。
次に「出金」をクリック。
以下の情報を入力します。
- ウォレットアドレス:送金先の入金アドレスを入力
- チェーンタイプ:送金先で選択したブロックチェーンを選択
- 数:送金する額をBTCで入力
最後に提出をクリックして、認証作業をおこなえば出金作業は完了です。
仮想通貨の購入方法に関する注意点
仮想通貨の購入方法に関する注意点を3点ご紹介します。
- XRPを送金する際にはタグの入力が必要
- レバレッジ取引は損失が膨らむリスクがある
- ETHの入金は直接入金のみ
取引に関係する重要なポイントなのでぜひご確認ください。
XRPをBybitに送金する際にはタグの入力が必要
仮想通貨XRPをBybitに送金する際には、送金元となる国内取引所に入金アドレスと「タグ」を入力しなければなりません。
そのこ
ちなみにほかの仮想通貨は入金アドレスだけでOKです!
XRPの「タグ」は入金アドレスと並んで表示されています。
タグが未入力だとXRPが正常に送金できないのでご注意ください。
レバレッジ取引は損失が膨らむリスクがある
レバレッジ取引は利益を最大化できるメリットがある反面、損失が膨らむリスクも持ち合わせています。
たとえばレバレッジ10倍でポジションを保有している場合に、該当する仮想通貨の価格が1万円下がったと仮定しましょう。
すると損失は1万円ではなく、10倍の10万円となってしまいます。
レバレッジ取引のリスクを十分理解したうえで、トレードをおこないましょう。
ETHの入金は直接入金のみ
ETHをBybitに入金する場合は、直接入金のみ対応しているので注意しましょう。
つまりスマートコントラクトアドレスによる送金には対応していません。
Ethereum独自の契約内容を反映したウォレットアドレスです。
送金元でブロックチェーンを選択するときに、「ERC20」を選択しておけば間違いないでしょう。
仮想通貨の購入方法に関するよくある質問
Bybitで仮想通貨を購入する際のよくある質問をご紹介します。
本人確認は必要ですか?
本人確認の有無が仮想通貨の購入に与える影響はありません。
ただし、仮想通貨の出金額に影響があります。
詳細は次のとおりです。
本人確認 | 1日の上限出金額 |
無し | 2BTC |
レベル1 | 50BTC |
レベル2 | 100BTC |
本人確認をおこなうことで出金可能額が増えますが、初心者は本人確認無しでも問題ないでしょう。
Bybitに日本円は入金できますか?
できません。
基本的にBybitへの入金方法は仮想通貨のみです。
しかしクレジットカード入金であれば、法定通貨で仮想通貨が購入できます。
つまり日本円で入金はしませんが、クレジットカードを経由した日本円で仮想通貨が購入できます。
いくらから入金できますか?
Bybitには最低入金額の設定がありません。
つまり、いくらからでも仮想通貨の入金が可能です。
ただし、SOLと呼ばれる仮想通貨のみ、0.01SOLからの入金となります。
0.01SOL以下の入金はアカウントに反映されず、消失してしまうので十分ご注意ください。
Bybitに入金する際におすすめの仮想通貨は?
国内取引所からの送金をおすすめするのは、XRP(リップル)です。
Bybitに入金が反映されません
仮想通貨の送金が遅延している可能性があります。
Bybitでは送金した仮想通貨が口座に着金する前、一定のブロックチェーンの承認作業がおこなわれます。
承認作業が多い仮想通貨は着金まで時間がかかるので、以下の手順で事前に確認しておきましょう。
はじめにホーム画面の「人型マーク」から「資産➔現物」をクリックします。
次に「入金する」をクリック。
最後に「重要」欄をチェックすれば、承認作業の数が確認できます。
Bybit(バイビット)で仮想通貨を購入する方法まとめ
本記事では、Bybitで仮想通貨を購入する方法をご紹介しました。
- Bybitで仮想通貨を購入する際の注文方法は、成行・指値・条件付の3種類
- 現物取引だけでなく、レバレッジ取引で仮想通貨を購入して利益の最大化が狙える
- Bybitには日本円が入金できないため、国内取引所から仮想通貨を入金する必要がある
Bybitは仮想通貨の購入だけでなく、ステーキングやローンチパッドなどあらゆるサービスを展開しています。
また取扱銘柄数は260種類以上なので、国内取引所では取り扱っていない仮想通貨が購入できます。
新規口座開設は5分ほどで完了できるので、この機会にBybitの口座を開設しておきましょう。